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事業計画の必要性


夢会計事務所は事業計画の策定支援に強みをおいています。

交流会で出会った経営者に事業計画を策定しているかどうかを尋ねると、
「どのみち計画通りにいかないからつくってない」と答えられる方が多くいらっしゃいました。

そこで事業計画の必要性をお話したいと思います。

多くの経営者の方が事業計画を「損益の計画」と考えられています。

確かに最終的には「損益の計画」を作成しますが、策定することの本質はそこではありません。

本質は「計画策定の過程」にあります。

事業計画は次の順番により策定されます。【食品製造業を例に説明】

①経営理念を作る又は再認識する。

「食べ物で世の中の人に感動を与えたい」
など自社の経営理念を作成又は再認識します。

②外部の環境分析・・・わが社を取り巻く経営環境にどのようなチャンス、向かい風があるか。

・顧客のニーズの変化

・高齢化社会

・インターネット販売

・業界の悩み

など

③内部の環境分析・・・同業他社に比べ、わが社の強み、弱みはどのようなものがあるか。

・社長のリーダシップ

・理念が会社に浸透している

・高い食品加工技術がある

・社員の定着率が高い

・会社が組織化されていない

など

④戦略立案・・・チャンスを活かすために行うべきこと。

高齢化社会になっていく世の中で、高齢者の方は歯で噛んで食事を食べたいというニーズがあることが分かった。

そこで自社の高い食品加工技術で、食べ物に、形と風味を残しつつ非常に柔らかく食べられる食品加工を施し、これを商品化した。

⑤アクションプランの作成

・どのように顧客に知ってもらうか、チラシ、テレビ、ラジオ、雑誌広告、介護事業所や病院に商品提案など、営業方法の具体案を決める。

・組織を事業別組織に組み立て、経験ノウハウの構築を狙う

・新規事業部のリーダーは誰にするか。

・従業員は増やすのか。

・これらの具体案をいつまでに行うのか。

など

⑥計数計画の作成

・上記戦略が数字として、どう現れるか。

・借入金の返済額から見た必達利益を満たしているか。

・資金をどのくらい準備する必要があるのか

以上のように損益の計画は⑥だけで、①~⑤は考える作業です。

自社の進む道を考えること、この考えるプロセス(過程・手順)こそが計画策定で一番大切になってくるのです。

私たちは毎月、監査にお伺いし、この計画に基づき、実績を対比して報告します。

計画と実績にズレが出ていたら、商品やサービスが世の中のニーズと結びついてないということになるため、決めたアクションプランが実行されていないのか、前提条件が違っていたのか、計算式が違っていたのか考える必要があります。

そして、そこで出された改善のためのアクションプランを実行します。

計画→行動→チェック→改善行動を行っていくことで会社は必ず強くなっていきます。

事業計画を「損益の計画」としてとらえず、「計画策定のプロセス」に価値を重視して計画策定に取り組み、常に改善活動を行う企業こそがこの不景気を乗り越えられるのです。

夢会計事務所では事業計画の策定支援及び実行支援に力を入れております。

「会計で社長の夢を支援する」方法であるからです。私たちが全力でサポートします。

※上記の食品製造業のビジネスモデルは実際にあるもので、高齢者層のニーズに合致して受け入れられ、大きな成果を上げています。

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